今回で４回目となった、恒例の書き初めワークショップ。
今年も多くの皆様にご参加いただきました！

このワークショップは、しっかりと固形の墨をすります。
墨を擦る静かな音、手や体に伝わる摩擦のリズム、透明な水に墨がゆっくりと溶け出す様子、懐かしい墨の香り。
あらゆる感覚が一遍に刺激されているのに、反対に心は落ち着いていくこの不思議な時間を、参加した人はみんな驚きながらも大切に味わってくれます。

そして、自分の文字を書いていき、私が対話やアドバイスをしながら練習をして完成をさせていきます。
書く抱負って、その人のコアな部分なんですよね。それを前に出しながら、五感を使った新鮮な体験を共有して、筆で文字を書く難しさと達成感を一緒に味わう。

そうすると、参加される方のほとんどが、たまたま時間帯が一緒だったはじめましての人なのに、だんだん参加メンバーに不思議な一体感が生まれてくるのです。
最後にビフォーアフターを見比べて、良くなったところや感想が自然と言い合える雰囲気になる。
あたたかく前向きな空間で、自分や一緒に書いた人の心に真面目に向き合うこの経験。

この感じが生み出され、皆さんに体験してもらうが好きなんだと改めて思いました。
来年以降も続けていきますので、ご興味のある方は次回お越しください！

お越しいただいた方、ありがとうございました。今年も一年楽しくいきましょう！

浅草にある商業施設「まるごとにっぽん」さんで、書道+工作でミニ掛け軸をつくろう！というワークショップを開催しました。

好きな食べ物を題材に選ぶ子や、自分の名前を作品にする子もいて自由な発想で楽しんでもらいました。

イベント会場内で行ったお手軽なポイントレッスンです。

まず、その人の普段の書き方で名前を書いてもらい、その文字を元に、名前をより素敵に書くためのアドバイスをします。
そのあと、一緒に何回か練習をして感覚をつかんでいきます。
最初に書いた文字との違いを比較できるので、成長のあとを感じられます。
ポイントを絞っているので覚えやすく、その場で練習するだけで字がガラッと変わります。

鉛筆やペンで書く場合も応用できるので、次の日からすぐに活用できます。

2017年の始まりに行った書き初めワークショップ。筆を持ち、正座をして紙に向かう姿は、お正月ならではの光景です。３ステップのアドバイスで、良いところがより光る文字を書けるようになります。筆を持つのは何十年ぶりの大人から、冬休みの宿題の練習をするお子様まで数多くの方にご参加いただきました。

七夕の行事でみんな一度は書いたことのある「願い事の短冊」を、墨と筆で本格的に書くイベントです。色とりどりの短冊に、みんなそれぞれの願い事を書き上げます。大人も子供もみなさん、熱中して練習していました。書いた短冊は会場内の笹に飾り、そのあとは七夕にゆかりのある岡山県・星尾神社に奉納しました。