2021/05/26
ご自身の座右の銘を教授室に飾りたいというご依頼で書かせていただきました。
「新発硎(しんはっけい)」とは、荘子の言葉です。
教育の場で活躍されているご依頼者様にとって、教員は学生さんを磨き、研ぎ澄ますための砥石であり、自分自身も研鑽を怠らないという信念を伺い、制作しました。
崩しすぎずに端然とした書体にしつつ、最後の一画は包み込むように書きました。
学生さんをどっしりと温かく見守る先生の姿をイメージしながら、制作しました。