2019/01/09
今回で4回目となった、恒例の書き初めワークショップ。
今年も多くの皆様にご参加いただきました!
このワークショップは、しっかりと固形の墨をすります。
墨を擦る静かな音、手や体に伝わる摩擦のリズム、透明な水に墨がゆっくりと溶け出す様子、懐かしい墨の香り。
あらゆる感覚が一遍に刺激されているのに、反対に心は落ち着いていくこの不思議な時間を、参加した人はみんな驚きながらも大切に味わってくれます。
そして、自分の文字を書いていき、私が対話やアドバイスをしながら練習をして完成をさせていきます。
書く抱負って、その人のコアな部分なんですよね。それを前に出しながら、五感を使った新鮮な体験を共有して、筆で文字を書く難しさと達成感を一緒に味わう。
そうすると、参加される方のほとんどが、たまたま時間帯が一緒だったはじめましての人なのに、だんだん参加メンバーに不思議な一体感が生まれてくるのです。
最後にビフォーアフターを見比べて、良くなったところや感想が自然と言い合える雰囲気になる。
あたたかく前向きな空間で、自分や一緒に書いた人の心に真面目に向き合うこの経験。
この感じが生み出され、皆さんに体験してもらうが好きなんだと改めて思いました。
来年以降も続けていきますので、ご興味のある方は次回お越しください!
お越しいただいた方、ありがとうございました。今年も一年楽しくいきましょう!