書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/05/09

つくるシリーズ、最後の文字は「造」。
この字は、手と体をつかってものをつくるイメージです。

生み出すより、削り出してつくる印象。
完成形はみえていて、それを目指して手を動かす感じ。
そして、できあがったものが新しい場所へ向かっていくイメージがするんです。

だから、はらいは最後だけにして、「告」の一画目はあえて止めます。

祖父母のいた横須賀の軍港を思い出します。
しんにょうのはらいは、船体の海面から出ている部分のように見えています。