書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/04/18

今日の月があまりに綺麗だったのでもじがたり。

もう沈んでしまったのは残念ですが、

本当に消えてしまいそうにか細く、それでいて存在感のあるそんな月でした。

 

太陽はパワーや強さ、月は優しさ

を感じますが、月の字を書くときにはなるべく凛と自立したように書きます。

具体的は、二画目は強弱はつけても真っ直ぐに書く。

(線の右側だけに強弱をつけて、左のきわは真っ直ぐに書いています。)

 

一画目は、細く伸びやかに書きます。

前回の「明」のように隣に文字がある場合には、協調性を持って書くのですが、

「月」の字が主役になっているときには、

周りを気にせずに、「ツンとしてて美しい」みたいな線を書きます。