書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/03/21

明・今ときたら書きます「昨」。

この字は、つくりの一画目が払いになります。

このはらいがあるために、「日」と縦線の距離が物理的に少し空きます。

それがなんとなく、精神的な距離感に感じるのです。

 

太陽に背を向けて、歩くのではなくその場に凛と立っている様子を感じます。

でも、それは言葉の意味にすごく合っている。

 

 

私はへんとつくりはコンビや相方のように思っているのですが、

でも、すべてのへんとつくりがラブラブであるとは限らない。

「明」も好きだけれど、「昨」のような冷静な関係性も、この世界のことを表すのに必要なんですね。