書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/03/17

ワークショップなどでよく説明するのですが、

文字の「奥行き」って存在すると思っています。

 

文字を切り絵のように切り出して、上部・真ん中に紐を通してモビールのように吊り下げる。

その時に、ほんの少しだけ文字が回って、右側が手前に出てきている状態をイメージしてください。

それくらいのさじ加減で、文字には奥行きがあると思っています。

 

特に「今」は、

一・二画目が左右対称だからこそ、奥行きを感じやすいです。

モビール感が強い。

風鈴みたいにしたい、と思ってしまいます。

紙の中は二次元なのですが、

文字を三次元化して考えるとより生き生きして見えます。

自分の名前で考えてみると面白いので是非やってみてください!