書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/03/17

どんよりした天気ですが、気分だけでも明るくいきたい!

ということで「明」をもじがたり。

 

この字は、見たままで「日」と「月」。

月と太陽、と位置付けるくらいですので、仲の良い要素の組み合わせです。

この字を書くときは、日はあるがままに書いて、

月を日に寄り添わせるように書きます。少し包み込んでいるような感じですね。

 

「月」という文字の場合には、もっと直線的で独立感のある書き方をするのですが、

日と合わさると少しその緊張感が抜ける感じです。

一画目は、より曲線が強いし、

二画目の(右側の直線)も少し揺れるような動きを出します。

 

二人の世界があるんだよね・・・と微笑ましくなりながら書いてしまう字です。