書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/03/04

この字も私の好きな字です、「始」をもじがたりします。

 

子供の頃に使った漢字練習帳では、

へんとつくりは同じ大きさのブロックが印刷されていたと思います。

基本はほぼ同じ大きさで書くのが無難なのですが・・・。

確かに横書きの時には、スペースがあかないようにへんも抑えめに書きますが、

縦書きや左端にかける時には、私は始の字をこのように書きたくなります。

 

女へんは、く→ノ→一 の書き順ですが、

この時に、全部繋げて書くイメージで書きます。

ノが少し外に広がって、弧を書くように一につながっていく感じです。

この時に、始まりのスピード感を殺さずに書きたいな・・・

と思うと、つい一の線が思いっきり長めになってしまいます。

 

不思議なもので、他の女へんの字はこういった風には書かないのです。

(姉・妹などは、縦長の女にしたくなります。)

始の一の字は、大げさなくらい下の方から思い切って書きたくなります。