書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2018/02/13

人の名前がきになる今日この頃です。
文字もですが、その人の書く癖が面白いのです。
そこで今回は、友人の名前にある「也」の文字を紹介します。

 

この文字で一番大切な部分は、左下の角。
ここの縦線をまっすぐ下ろすと、曲げた時にどうしても角が開いちゃう、鈍角になってしまうのです。
そうすると左側に倒れてしまうような、微妙にバランスが悪い字になってしまうのです。
なので、ほんの少しだけ縦線を左に曲がるようにするのです。

 

と、言葉にすると非常にわかりにくい。。。
私がいつもこの字を説明するときに、言うイメージがあります。
想像してください・・・。

 

也の字は、学校で使った「三角フラスコの底」です!
あの微妙に広がりながら下に下がっていく感じと、角の丸みです。
さらに最後のはねも、三角フラスコの右の端がもう少し先にあるイメージで、
少しだけ横線をあげ気味にしてからはねるとバランスが良くなります。