書道家 飯田峰空 喜怒哀楽

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2017/05/02

第一回の文字は、水。
私には、一滴の水を垂らしたのを上からみる様子に見えます。
地面の一点にあたって、四方に雫がはねるイメージ。中心は一点でありながら、見えない軌道を描くように左側は縦線につけないように書きます。
上の線の堅さと下のはらいの柔らかさは、生命を育むことも奪うこともできる、水のもつ二面性を象徴している気がします。