水 1 / 2,136文字目 2017/05/02 第一回の文字は、水。 私には、一滴の水を垂らしたのを上からみる様子に見えます。 地面の一点にあたって、四方に雫がはねるイメージ。中心は一点でありながら、見えない軌道を描くように左側は縦線につけないように書きます。 上の線の堅さと下のはらいの柔らかさは、生命を育むことも奪うこともできる、水のもつ二面性を象徴している気がします。