2016/05/27
その人や会社の象徴を一文字で表現する「シンボリック書道」。台東区のイベント「モノマチ」仕様として、提灯に制作しました。
参加店である、シェアアトリエ・縁縁Creative Baseさんとカフェバー・蔵前4273さんをイメージして【縁】と【連】と書きました。
【縁】は屋号をそのまま採用し、どっしりと強めの字と、丸みをもたせた軽やかな字を書きました。筆の流れが円周=縁になっているのがこだわりです。
カフェバーの蔵前4273を表現した【連】には、こんな意味を込めました。
①仲間を意味する「つれ/連れ」。
②出逢いや人を「連れてくる」場所。
③そこでの出逢いが新たな展開へと「続いていく/連なっていく」。
④昔、自動車関連の工場跡らしいということから「車」。
⑤『縁に連るれば唐の物』ということわざから。
縁があれば、遠くの土地の食べ物や出会いを味わうことができる、という意味です。
東京では数少ない岩手・久慈公認の「まめぶ汁」が食べられるこのお店を表しています。
一店舗で一文字ずつ、その二文字が組み合わさることで更に意味をなすように、と考えました。