2016/01/06
文字は、意味のわかる国では「文字」として、意味の通じない国では「造型」「デザイン」として捉えられます。 作品の置かれる環境によってカテゴリーが変わり、認識や印象が行ったり来たりするのは文字を題材とする書道ならではです。 こちらは、海外で感じた感覚を作品にした一枚です。 漢字の通じる日本で、どうしたら文字を「造型」としてみせることができるか、が創作のスタートでした。 個展「一滴 ひとしずく」にて発表。